こんばんは。
お久しぶりのTENCHOです。
本日ご紹介するのは、アイテムマスターコースを受講中のTさんの作品からアトマイザーデコレーション。
とにかくピンクが好き♪とお話しされていますTさんは、常に一貫してローズ系のデザインを選択されています。
そんなTさんは今回もしっかりとピンク系ということでローズベースで作品を作られました^^
観て下さい。この完成度。
コロンとした印象の残るアトマイザーがしっかりと活かされています^^
ピンクが好きというTさんの拘りもしっかりと繁栄出来た仕上がりになったのではないでしょうか?
このアトマイザーデコレーションでは、言わずと知れた「ラミネートデコ」をベースに加工し、その上にストーンを配置していきます。
単純な作業の様に感じますよね??
しかし、このラミネートデコも一癖あり、慣れている私たちでも神経を使う瞬間がいくつかあります。。
っと、そんなラミネートデコも無事に前回までに終えているので今回は控えつつ。。今回はストーン配置方法についてです。
っと、簡単にご紹介しようと思ったのですが、このランダムデコレーションにも大きく2種類のやり方があり、その選択から悩みます。。
ランダムデコレーションって言葉にもあるように・・・実は「ランダム」ってことが難しいものなんです。
その昔、オーディオが普及した当初は、「カセットテープ」。
勿論、ランダム再生なんて出来ませんよね?
そんな時代に、ランダム再生が出来る時代が来たのですが、このことは当時かなりの驚きを与えたことに間違いないと思います。
一定のルールを持たせる方が何をやるにも簡単なことはあるはずですが、皆さんも経験ないでしょうか?
・ランダムに散らしたい
・ランダムに埋めたい
・ランダムに作りたい
って・・・・
だけど、これはモノづくりの世界では「絶対に到達出来ない壁」ともいえる現象であり、課題なのです。。
それは、ストーンをキャッチしてそのまま該当する箇所にストーンを運び、配置するこの行為そのものを無意識に行うことが出来ないからです。
このことを無意識にしようとしても無理ですよね?
アートの世界では、このことに気づくことで、無意識に表現することを追い求めた人がいます。
アクションペイントを確立した、ジャクソンポロックが出した答えは、キャンバスに直接触れないペイント手法でした。
キャンバスを床に置き、絵の具を飛び散らせる。
躍動感のある作品が出来ていますが、ポロックの奥さんが語ったように彼は一定の範囲で絵の具を操っていました。
無意識の中にも意識的な表現があったということになります。
といっても、このポロックが出した答えをこのままデコレーションの手法に使うことは出来ませんよね?
床に、デコレーションしたいアイテムを置いて、接着剤を塗布した後、適当にストーンをばらまく。
これでは、1作品を作った後、片づけたが大変になります。
しかも、ストーンが求めた方向(表面)に配置されるとは限りません。。
そんな試行錯誤を当スクールで繰り返しされたかはご想像にお任せしつつ。。
実は、それくらいに「ランダム」って難しいですよ。。ってことです。
では、どうやってランダムデコレーションを「ランダム」に見せるように完成させるのか?
これが、このアイテムマスターコース最初の課題です。
なぜ、2種類ものやり方があるのか。
このことも、もしかしたら、ポロックの作品が教えてくれるのかも知れませんね。。
この課題に到達するまでに、「整列」「並列」を学ぶ意味も、実は「ランダムデコ」を理解していく上で必要な考え方になるからなのです。
きっちりとルールがある方が得意な方。
ゆるいルールが得意な方。
全くルールが無い方が得意な方。
それぞれの持ち味を活かした「ストーン配置」ができるこのランダムデコレーション。
是非、皆さんもチャレンジしてみてください^^;
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昨日は、FBにてまさかの連続投稿をしてしまい申し訳ございませんでした。
HP編集作業のすべての通知になってしまいましたが、しっかりと公開出来ました。
限定アイテムでスキルアップカリキュラム「2013年10月6日(日)開催」
ランダムに散らす。という課題になっていて
今回のテーマに近い内容となっておりますので、是非ご覧ください。