
“デコ電やデコアイテムを作ってみたい”そう意気込んで作り始めたものの、どんな材料や道具がいるのか検討もつかず諦めてしまったということも多いのではないでしょうか?また、見よう見まねで作ってみたものの完成に今一つ満足出来なかったり、イメージと違ったなんてこともあると思います。
そんなよくある失敗例をここでは原因などと合わせてご紹介していきますので是非参考にしてみて下さい。
こんな失敗したことありませんか?
良くあるデコの失敗例と原因についてご紹介します。
使用する材料を多く買い過ぎた
ストーンのサイズや、数量、配置したときのイメージが完成作品と大きく異なるとこうしたミスも起きやすいです。逆に思っていたよりも慎重に材料を購入してしまい足りなくなることもあります。こうしたミスを防ぐには、デコレーションの技法によっては正確にストーンの数を算出することが出来るので、そうした手法を選ぶことも必要かも知れません。
下地作りのためマッキーを直接塗ったら色ムラになってしまった
下地やベースとしてのマッキーは慎重に塗らないと色ムラが非常に出やすい着色剤です。塗りすぎたり塗り足りなかったりして、元々の携帯電話の色よりも汚くなってしまったということもあるかと思います。そうしたミスを防ぐためにも下地作りの種類をしっかりと比較検討する必要があります。
デコの下地やベースを作るためマニキュアを直接塗ってデコボコになってしまった
下地やベースとしてのマニキュアも綺麗に塗っていかないと塗り重ねや塗り足りない部分が出てきてしまいます。デコボコになってしまうとストーンやパーツを配置したときにガタガタになりやすく、仕上がりが綺麗になりません。こうした手法も本当にそれがベストなのか、他の手法と比較検討することも必要です。
デコのベースを作るためスプレーをかけて、スピーカーやボタンをダメにしてしまった
独学での失敗例で最も多いミスですが、実はつい最近まではショップでも同様の事をしてしまうところもありました。見よう見真似でデコレーションを趣味的にはじめ、そのまま開業したショップや、デコに詳しくないネイルサロンでよくあるミスでした。ベース作りのため色ムラや、塗りムラが出ないようにスプレーをかけたとしても、マスキングなどでちゃんとスピーカーやボタンを保護しておかないと、故障してしまうことが良くあります。また、マスキングの精度によっては逆にムラが出来ることもあるので、精度の高い技術の習得が必要です。この塗装ミスは、お客様目線でも大きな損害となり、プロでない以上は端末本体の弁償にまで発展してしまう程危険な手法なので独学レベルではやらないことをお勧めします。
デコパーツをつけたら、接着剤の跡が残ってしまった
いろいろなデコ電や、デコアイテム用のパーツ、アクセサリーなどが売っていますが、それを貼り付ける作業は非常に繊細な作業となります。しっかり取りつけようとして、べっとりと接着剤を塗りすぎると、パーツが滑りやすくなったり、パーツの輝きが無くなってしまい失敗することもよくあります。こうした失敗を防ぐため、用途に合わせた接着剤の比較や検証が必要です。
市販の下地シールを貼って、見た目や手触りが悪くなってしまった
市販の下地シールをデコレーション前のベースとして貼ると、隙間にホコリがたまって見た目が汚くなったり、シールをはがした後の本体が、ベタベタになってしまう事があります。また、曲面への加工が出来ず、輪郭部分からシールそのものが剥がれてしまったりすることもよくあります。市販のシールは平面に特化したものが多いので、用途に合わせたシート選びから検証が必要になります。
完成したデコレーションにトップコートを塗って輝きが無くなってしまった
ネイルの場合は保護のためトップコートを塗りますが、デコレーションの場合は輝きを失ってしまうためトップコートは塗りません。剥がれにくくするためにトップコートを塗りたくなる気持ちはわかりますが、スワロフスキーをはじめとした各種パーツ本来の美観を損なわない加工をする工夫が必要です。
デコのパーツやシールを綺麗に貼れなかった
「パーツやシールを貼ってみたら位置を間違えた」「上手く貼りつけられたと思ったのに、よく見たら逆さまになっていた」などのミスも落ち着いて作業をしない時にはよくあることです。そんな失敗は注意で改善出来るのかも知れませんが、予め作業工程の組み立てをすることで大幅に改善出来ます。
無料で学べるデコの基礎知識
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